
脇の黒ずみを取るにはニベア青缶でいいというのは本当でしょうか。
スキンケアにも使われるニベアですが、脇の黒ずみ解消までニベア青缶が使えるかどうかには疑問が残ります。
また、一部では、おしりの黒ずみにもニベア青缶が使えるというウワサがあります。本当か調べてみました。
⇒脇の黒ずみの原因にはニベアなど市販のクリームでもOK?口コミで即効性ある方法はキケン?
脇の黒ずみにニベア青缶が効果的なのは「人による」
脇の黒ずみにニベア青缶が効果的かどうかは、「人による」です。結論から先に伝えると、脇が乾燥により黒ずみになっていた人には「効果あり」。ただし、色素沈着がある人には「効果なし」です。
人によって、効果のあるなしが違います。そのため、口コミも違い、混乱した状態になってしまっています。
脇の黒ずみをニベアで解消するためには「医薬部外品」
脇の黒ずみをニベアで解消する時、チェックしてほしい項目があります。それが、「医薬部外品」です。
脇の黒ずみを解消する時、ニベアを使うなら青缶だとイメージする人が多いはずです。しかし、青缶よりも「医薬部外品」のニベアの方がいいです。
実はニベア青缶は医薬部外品ではありません。ボディケアをする時のボディミルクでは、医薬部外品とそうではないものに分けられます。
- 【医薬部外品】ニベアプレミアムボディミルクリペア……グリチルリチン酸ジカリウム配合
- 【医薬部外品】ニベアプレミアムボディミルクホワイトニング……美白成分配合(安定型ビタミンC)
- ニベアプレミアムボディミルクモイスチャー……アルガンオイル、高保水型ヒアルロン酸配合
- ニベアプレミアムボディミルクエンリッチ……コエンザイムQ10、マリンコラーゲン配合
医薬部外品には、抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウム、美白成分の安定型ビタミンCが入っています。選ぶとするなら、ニベアでは青缶ではなく、通常のボディミルクではなく、医薬部外品を選ぶようにしましょう。
脇の黒ずみをニベアで解消するメリット・デメリット
脇の黒ずみをニベアで解消したい場合のメリット、デメリットがあります。
メリット
- ドラッグストアで買える商品
- 比較的低価格で買いやすい
デメリット
- ニベアには美白成分と抗炎症成分が1つになった商品はない
- 商品によっては医薬部外品ではなく化粧品になってしまう
- 塗った後の浸透が遅いという口コミもある
デリケートゾーンの黒ずみを治療するためにおすすめなのは、デリケートゾーン黒ずみクリームです。理由は、かゆみやかぶれを防ぐ抗炎症成分が入っているほか、美白成分が入っているから。抗炎症成分も美白成分も、どちらも配合されていることで、脇の黒ずみを最短で治すことができます。
ニベアも悪くはないものの、脇の黒ずみ用として作っていないため、根強い色素沈着部分では効果がない可能性もあります。
ニベアの医薬部外品でも、よく調べると、抗炎症成分のみ、美白成分のみ配合になってしまっているため、どちらの成分も配合されている商品を探すと、結局のところはデリケートゾーン黒ずみクリームを使った方がいい結論になってしまったりします。
おしりの黒ずみは市販のニベアクリームでケアできるか
おしりの黒ずみができるメカニズムは、デリケートゾーンの黒ずみと原理は同じです。原因は、「摩擦による色素沈着」、「乾燥のための色素がたまったため」、「加齢によるホルモンのため」の3つです。
おしりの黒ずみに限らず、デリケートゾーンの黒ずみ、脇の黒ずみは、メラニンがたくさん生成されてしまい肌に残ることが理由です。メラニンは日焼けのほか、衣服の摩擦、ストレス、乾燥でも起こります。メラニンはターンオーバーで外に出されることが多いものの、いつも摩擦や乾燥、圧迫をしていると過剰にメラニンが生成されている状態になってしまいます。
おしりの黒ずみも市販のニベアクリームが効果ある場合もあります。もちろん、色素沈着してしまうと治らないこともあります。
そもそもおしりの黒ずみとは何?どうすれば治る?
おしりの黒ずみのほか、おしりのざらつきに悩んでいる人もいるようです。その場合は、古い角質が残っているため、いくらクリームを塗ったとしても効果がない可能性もあります。
おしりの黒ずみが乾燥によるものなら、ニベアクリームで治るため、先に紹介した医薬部外品のニベアボディクリームを使ってみましょう。この場合、ターンオーバーの関係もあるため、最低でも1ヶ月は朝と夕方の2回、塗ってみてください。
もし色素沈着の場合は、ニベアを塗ってもよくなりません。お尻の黒ずみでも、蒙古斑(もうこはん)は青あざに区分されます。生まれつきある蒙古斑には、ニベアクリームを塗ったとしても効果なしのことが多いです。
おしりの黒ずみを対策するスクラブ・ボディタオル
おしりの黒ずみが気になる人のために、おしりの黒ずみ対策ができる商品が販売されるようになってきました。
お尻がざらついている場合や、黒ずんでくすみが気になる場合なら、スクラブを使って古い角質を取り除いてみましょう。週1度くらいでかまいません。らせんを描くように、スクラブをなじませてシャワーで洗い流します。おしり専用の石鹸、おしり専用のスクラブも売っています。最近では、桃尻になれるタオルも売っています。
お風呂の中で使うボディタオルで、特殊樹脂加工で、古い角質、黒ずみをケアしてくれるタオルです。使っているボディソープや石けんをそのままお尻ケアに使うことができます。
お風呂上がりには、まんべんなくクリームを塗って保湿することで、潤いを与え、お尻の黒ずみを予防することができます。
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