ホスピタリティ溢れる医療サービスを提供している病院、クリニック、歯科医院、治療院をご紹介しています。

理事長挨拶

一般社団法人日本医療ホスピタリティ協会の発足にあたり会長としてご挨拶を申し上げます。
先ず、医療界の現況でございますが、環境は目まぐるしく変化しております。
先進医療、医療機器・創薬の開発等の分野では高度化・専門化が進み、市民の選択自体も難しくなってまいりました。

各人の健康・医学・治療等の情報・知識につきましては、ご高承の通り、健康寿命を伸ばそうとする社会の健康志向の高まり、並びに、インターネットやマスコミ等の後押しもあり、幅広く市民に浸透してきております。

ところが、このような状況にも関わらず、医療機関への患者の安全・安心・信頼等は果たして向上しているのでしょうか?医療者側の努力や誠意が患者側に十分に伝わっているのでしょうか?患者の思いや求めているものは、医療者側に上手く伝わり理解されているのでしょうか?

もしそれぞれの思いが必ずしもうまく伝わっていない(ギャップがある)とすれば、その原因は何で、どのようにすれば改善できるのでしょうか?

私たちはこのギャップをホスピタリティの面から捉え、医療現場での相互理解と思いやりと満足の共有(所謂:ホスピタリティ)の維持・向上を目指し、一般社団法人日本医療ホスピタリティ協会を設立いたしました。

昔から「病は気から」と言われてきました。この言葉は、治療の原点である「患者の思い」(症状や不安を良く聞いて、治療内容をわかり易くお話して欲しい)が「医療者の優しい一言」と繋がり、その結果患者が元気を回復すると言う観点からも含蓄がございます。
医療現場で提供される治療は医療者の思いやり、実際行われる治療処置、そして患者の意識の3つの柱からなり、これらが相互に関係し合うことによって、当事者(患者、家族、医療者)の全てが満足を共有できるものと存じます。

この関係をより良く発展させるため、弊協会はまず医療施設に対する患者側からの情報を収集し、その結果を医療機関にお伝えし、ホスピタリティ向上を目指している優良な医療機関を表彰、患者が友人・知人に紹介をしたくなる様な医療機関を一つでも多く増やしていきたいと願っております。

弊協会のこれからの取り組みが、医療現場での当事者各位のコミュニケーションの円滑化を推進、一層丁寧・迅速にお互いの立場を理解・尊重し真摯に取り組まれることで患者の治療効果が向上し、さらに各地域でのホームドクターとしてのご関係樹立や医療費問題の克服等にも繋がるものと期待しております。

弊協会の運営・活動につきましてご理解を頂きご支援を賜わりたく何卒宜しくお願い申し上げます。
一般社団法人日本医療ホスピタリティ協会
理事長 安達 耕一